秋のG1シリーズ開幕戦、スプリンターズステークス。
ナムラクレアの前走は、鞍上の浜中が失敗を認めていますし、素人がレースを見ても、上手く乗ったとは思えません。力負けではないし、浜中はこのレースに期するものがあるでしょう。
ナムラクレアで単複勝負します!
レースの大局観
予想のポイント
まずは前提条件を確認します。
- 中山は最終週Cコース。馬場は内から痛み気味でも、内有利は変わらず高速馬場
- 土曜日は良馬場。2勝クラスの芝1200mで1:07.7。日曜日も晴れ予報で土曜の傾向のままを想定
- テイエムスパーダとファストフォースがハナで並走か。内枠のジャンダルムとダイアトニックが続いてポジションはすんなり決まりそうで、ある程度前に取り付かないと厳しい
- 格的にはシュネルマイスターが断然も、1200mが初でどうか
有力馬チェック
人気・実績上位を確認します。
- メイケイエール:既に重賞6勝でここを勝てば名牝の仲間入りか。前走と先週の稽古の猛時計の反動が懸念。枠が高松宮記念と同じ外枠で良くない
- ナムラクレア:抜群のスプリント適性、桜花賞でも見せ場ありの実力はまだ底が知れていない。斤量53キロは絶対的に有利
- シュネルマイスター:実績最右翼。毎日王冠ではなくここを使うのは、スプリント戦線レベルが低いと踏んだか?1200mのペースに対応できればアッサリ勝利も
- ヴェントヴォーチェ:前走はやっぱり強かった。ましてや今回は圧勝経験のある中山。ペースが落ち着けば十分に勝ち切る力あり
- ナランフレグ:高松宮記念の勝利は枠と馬場に恵まれた感あり。純粋なスピード勝負で足りるか?
- ウインマーベルは斤量増でどうか。テイエムスパーダは3連系ならば抑えざるを得ない。タイセイビジョンは単複勝負する馬ではない。ダイアトニックは実力馬で不気味
本命◎の理由
ナムラクレアの前走は、外枠で慎重に乗り過ぎたこともあり、完全に仕掛け遅れて脚を余しました。キャリアの浅い3歳牝馬なのに、あの形になって最後に突っ込んで来るのは逆に凄いことで、本当にレースセンスを感じさせます。
今の中山芝のレースを見ていると、先行するか、内を突くかをしなければ圏外でしょう。そういった意味でも、ナムラクレアのレースセンスは生きてくると考えます。
内枠に先行したい馬が固まり、隊列があっさり整いそうなところで、ナムラクレアは9番枠と許容範囲の枠。先行勢を見ながら好位で競馬が出来るので、外々を回されることはないでしょう。
一方のメイケイエールは、高松宮記念に続き外枠でアンラッキーです。重賞を6勝もしている凄い馬ですが、外々を回って差し切るというイメージは私にはありません。
浜中は土曜日の中山芝で3勝。外を回して間に合わないことは分かっているので、ナムラクレアを勝利へ導くプランは出来上がっているはずです。
結 論
ナムラクレアが直線早目に抜け出すと予想します。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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