大混戦模様の府中牝馬ステークス。メンバー的にスローで直線だけの競馬でしょう。
一番速い上りを使えるのは、という観点でルージュエヴァイユかなと思います。
レースの大局観
予想のポイント
まずは前提条件を確認します。
- 馬場状態:府中は開幕2週目のAコース。高速馬場だが、先週は極端な傾向は見られなかった
- 天気:一日曇りの予報なので良馬場
- 斤量:別定戦で55キロ、3歳は2キロ減。過去1年でG2勝ちのあるイズジョーノキセキは1キロ増
- 枠順:スローっぽいし、枠の有利不利はそれほどないと思う
- 展開:逃げたい馬が不在。というか過去数戦を遡っても逃げたことのある馬が不在。まったくカオスな状況なので、展開を読んでも当たらないだろう。スローで直線だけの瞬発力勝負が濃厚
有力馬チェック
人気・実績上位を確認します。
- ディヴィーナ:牡馬相手のG3で連続2着は立派だが、今回も目標にされる立場で難しい競馬となりそう
- シンリョクカ:3歳なので2キロ減で出られるのは有利。ただ人気になって勝ち切れるほどの末脚があるか疑問が残る
- プレサージュリフト:こちらは牡馬相手のG3で連続3着。末脚確実で鞍上ルメールならば馬券内は堅そうだが、1800mがベストかどうかは分からない
- ルージュエヴァイユ:前走のG3エプソムカップは先行策を見せて2着。本来は末脚を生かすタイプで、この舞台は向いている
- ストーリア:G3中山牝馬ステークス2着馬で、その勝馬はスルーセブンシーズなので価値あり。前走もアドマイヤハダルに勝っていて不気味な存在
この馬で勝負したい理由
今年の府中牝馬ステークスは逃げる馬が見当たらず、どの馬が行くにせよ押し出されてという形で、直線だけの瞬発力勝負になることが濃厚です。
ルージュエヴァイユは前走のG3エプソムカップで今までにない先行策を見せて粘り込み2着。競馬の幅が広がりました。
その戦績を振り返ると、大敗したG3愛知杯は重馬場で前残りの競馬。メイステークスは前が詰まって追えずの酷い競馬。いずれも明白な敗因がありますので、ここで力負けするようなことはないはずです。
このメンバーの中で最も末脚がキレるのはどの馬かと考えれば、ルージュエヴァイユでしょう。前走の先行策が糧になりそうだし、先行しなくても本来はスローからの末脚を生かすタイプなので、瞬発力勝負は望むところです。
ただ、枠の並びから、武史が道中不利を受けてブチギレるかもしれません。そうなったらそうなったで諦めます。
単勝:複勝=1000円:2000円で行きます。
結 論
ルージュエヴァイユが直線で抜け出すと予想。単複で勝負します。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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