牝馬三冠レースの最終関門、秋華賞。スターズオンアースには3冠制覇がかかりますが、果たしてどうでしょうか。
アートハウスは出走馬の中で、阪神2000mという舞台に最も適性を持った馬。そして鞍上の川田も、この舞台では役者が一枚上。
アートハウスで単複勝負します!
レースの大局観
予想のポイント
まずは前提条件を確認します。
- 阪神は開幕2週目Aコース。道中は内を通した馬が上位に来ている
- 週中に雨が降らず金曜日に散水しての良馬場でスタート。日曜日も高速状態を想定
- 逃げたい馬が数頭で並んで行き、その後に先行好位勢は離れての追走か。好位勢は早く動きたくないが逃げ馬が垂れてきて3~4コーナーで馬群が凝縮しての持久戦の展開と読む
- 人気勢の中で一番前にいそうなスタニングローズには難しい展開となりそう
有力馬チェック
人気・実績上位を確認します。
- スターズオンアース:春の2冠馬も1番人気で勝利した訳ではなく、過去の3冠馬と比べると付け入るスキがありそう。骨折明けでぶっつけ本番。積極的に買いたくない
- ナミュール:阪神JFは出遅れ、桜花賞は大外枠に泣かされた無冠の大器。ここをぶっつけは予定通りで、馬体が大幅に成長した模様。小回りコースが向くかといえば微妙
- スタニングローズ:オークス2着で重賞2勝。前目で運べる脚質は魅力も、有力馬はこの馬を見ながら動き出すはずで最後に差されそう
- アートハウス:忘れな草賞の勝ちっぷりが評価されてオークス2番人気も、結果は川田が正直に言った通り凡走。その状態は春より良さそう。パワー型なので阪神2000mがベストと思える
- ライラック:G3フェアリーSでスターズオンアースに完勝。輸送に課題あり。内枠でミルコの出負けが予見されレースが難しい
- ストーリアは3連勝中で魅力も相手関係がどうか。エリカヴィータはフローラSが恵まれた勝利なのでここは辛い。プレサージュリフトは大外が厳しい
本命◎の理由
考えれば考えるほどアートハウスに結論が行き着きます。
- 忘れな草賞の強烈なレースラップはラスト1F最速11.1
- ローズステークスの優秀な勝ちタイム1:58.5
- そのローズステークスではスロー専用機でないことを証明
- 秋になってオークス時とは馬の調子(状態)が異なる
- ナミュールやスターズオンアースにも乗れたはずの川田が選んだ馬
- 内にいる有力馬をスタート後にカットしながら切れ込める10番枠
川田が逃げ馬について行き過ぎて早仕掛けにならなければアートハウスに展開も向くので、直線で先頭に立ってからどこまで粘りこめるかが焦点です。
母パールコードが届かなかった願いを、仔のアートハウスが叶える。たまにはこんな奇麗な筋書きがあってもいいでしょう。
結 論
アートハウスが直線抜け出すと予想します。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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