エリザベス女王杯で3冠牝馬デアリングタクトの復活はあるのか。それとも秋華賞を勝った勢いでスタニングローズが世代交代を告げるか。
人気の中心はこの2頭とナミュールですが、ウインマリリンを忘れてはいけません。状態が良ければ一流の牡馬にも引けを取らない馬です。
ウインマリリンで単複勝負します!
レースの大局観
予想のポイント
まずは前提条件を確認します。
- 阪神は6週目で引き続きAコース。内が悪くなっているものの依然として内有利
- 土曜までは高速状態も日曜が雨予報。良馬場は望めないが悪化しても稍重までと想定
- ローザノワールの逃げにウイン3頭が続き、スタニングローズは好位からでこれを有力馬がマークする形。普通に考えればスローで、スタニングローズの動きに合わせて各馬が仕掛けることになる。鞍上の瑠星くんが怯めば前残りで、強気ならば差し決着
- ウインマリリンは番手外目からの競馬を想定
有力馬チェック
人気・実績上位を確認します。
- デアリングタクト:2年前の牝馬3冠も、その後ケガで勝利なし。宝塚記念は3着で復活かと思わせるも前走オールカマーが微妙で、往年の出来を期待するのは酷
- スタニングローズ:前走の秋華賞は強い競馬も、ライバルの不運に助けられたとも言える。ピークは前走と見る
- ナミュール:常に人気になるタイプ。使われ続けると良くないはずで、ここは嫌ってみたい
- ジェラルディーナ:前走G2オールカマー勝利で初重賞制覇。ただし今回大外は辛い
- ウインマリリン:重賞3勝のうち古馬G2を2勝は大威張りできる。前年のこのレースは肘の状態不安のため度外視。鞍上大幅強化。馬場悪化はマイナス材料
- アカイイト:前年のこのレース勝馬。馬場悪化で浮上の可能性あり
本命◎の理由
ウインマリリンが内枠で良馬場ならば、絶対的だったと思います。
とにかく番手内々を器用に回ってというタイプなので外枠は残念ですが、ウインマリリンはテンが速いので、1コーナーまでの距離が長いことを生かしてそれなりのポジションには収まると考えます。
雨がどれほど降るのか分かりませんが、予報からそれほど強い雨ではないと判断して稍重までと想定します。土曜までの高速馬場ではなくとも、まだ速い馬場であることに変わりはないでしょう。ウインマリリンが実力を発揮できなくなるほどの悪化はしないと読みます。
鞍上にレーンを迎え、陣営はここを必勝態勢で挑みます。関西への遠征では結果を出していませんが、今までは状態不安で出走したレースが多く、普通の状態で走ることが出来ればウインマリリンがこのメンバーでは1枚上です。
結 論
ウインマリリンが直線抜け出し粘り切ると予想します。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
コメント