マイルチャンピオンシップにはソダシをはじめ5頭のG1ホースが出走。先週に続き、天候がどうなるか微妙なところを加味しなければならない難解なレースです。
シュネルマイスターは前走が初の1200m戦で敗北も、完全にここを見据えたローテ。思惑通りに迎える本番のマイル戦では負けられない。
シュネルマイスターで単複勝負します!
レースの大局観
予想のポイント
まずは前提条件を確認します。
- 阪神は7週目で引き続きAコース。内が悪いと思いきや各ジョッキー内を避けることなく、内外フラットな馬場状態
- 今週も日曜が天気微妙。ヤフー天気がコロコロ変わるが、雨の影響はない良馬場を想定
- ホウオウアマゾンとベステンダンクは思い切って行くしかなく、ウインカーネリアンとロータスランドが番手。ソダシ、ダノンザキッド、シュネルマイスターが好位狙い。隊列はすんなり収まって平均ペース。ソダシが目標となっての追い比べ瞬発力勝負
- シュネルマイスターは好位集団からの競馬を想定
有力馬チェック
人気・実績上位を確認します。
- ソダシ:マイルG1を3勝。得意の舞台でケチをつけるには重箱の隅をつつくしかなく、指摘は少ないがヴィクトリアマイルは恵まれた感が拭えず、牡馬相手にマークされる立場で通用するか?
- シュネルマイスター:前走は適性外のレースで度外視。この枠がプラスか判断難しいが、前走スプリント戦なので、行き脚ついて好位からの競馬ができると考えれば悪くない
- サリオス:前走で復活の勝利もマイル戦だとスピード負けするタイプ。大飛びで内枠も良くないので嫌ってみる
- ソウルラッシュ:思いのほか人気しているが、舞台替わりに叩き2戦目と買い要素が多い。だがこういう状況だと大抵来ない
- ダノンスコーピオン:初の古馬対戦を56キロで好走したのは実力の証明。来たら諦める
- セリフォス:G1では一息足りない馬で、前哨戦を勝った中内田厩舎は買いづらい
本命◎の理由
シュネルマイスターのマイル戦績を振り返れば、このメンバーで好走できないとは考えられません。
昨年のマイルチャンピオンシップはグランアレグリアに負けはしたものの、内が悪い馬場状態からしぶとく伸びて2着は立派。今年の安田記念は海外遠征明けで状態にやや疑問を持たれながらも馬群を割って2着で、前年の安田記念は3着。
今年のマイル戦線はシュネルマイスターが主役になるべきはずでした。どうもイマイチ嚙み合わずにここまで来てしまいましたが、ようやくいろいろと恵まれそうです。
- まず、懸念の雨はおそらく降らない
- そして、馬場の内が荒れて内枠が微妙と思いきや、土曜の馬場は内が伸びているし日曜もその状態が継続する
- さらに、枠の並びからソダシの後ろのポジションが狙える
シュネルマイスターに実力があるのは分かり切っているし、鞍上はルメールです。G1ともなると紙一重の部分もありますが、今度こそシュネルマイスターに運が向いてくれるはず。
結 論
シュネルマイスターが馬群を割ってゴール前で差し切ると予想します。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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