フローラステークスは、前走が不利を受けてまったく競馬にならなかったエリカヴィータを狙います。
エリカヴィータで単複勝負します!
レースの大局観
今年のフローラステークスの全体像は、こんな感じ。
- 開幕週で高速馬場。先行、内が有利。レースまで雨は降らないと想定。
- 重賞勝ち馬がゼロで、2勝馬が3頭とメンバー低調。どの馬にもチャンスがある。
展 開
エリカヴィータは前走のフェアリーSで、スタート直後に他馬に寄られ、また4コーナーでは他馬にぶつけられてあわや落馬という不利を受けました。
フェアリーSでは、国枝厩舎の牝馬でルメール騎乗ということもあったので、当然勝ち負けを期待されていたのですが、これだけ不利が重なると、不運だったとしか言いようがありません。
今回のフローラステークスでは距離延長で初の2000mとなりますが、新馬戦完勝を見れば府中向きであることは間違いなさそうで、陣営も距離は大丈夫と言っているので、そこは信じたいところ。
なにより今回は絶好枠。最内ルージュエヴァイユのスタートが遅いので、前走のようにスタートで他馬に寄られる心配はほとんどないし、すんなり好位の内々に潜り込んでロスなく進められるでしょう。
展開は、大外枠のヴァンルーラーが主張して、ルメールのラスールも先行。これを福永のルージュスティリアが外からマークする形でしょう。
ペースは上がらないので、直線での瞬発力勝負でしょうけれども、ラスールを当てにしながら田辺がしっかりと進路を確保できれば、勝てると思います。
能力が高いことは間違いないし、絶好枠で、前走の不利により人気が低下している状況の今回。エリカヴィータを狙わない手はないでしょう。
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