いよいよ上半期G1の総決算、宝塚記念。多くの条件が噛み合うディープボンドを狙います。
ディープボンドで単複勝負します!
レースの大局観
今年の宝塚記念の全体像は、こんな感じ。
- 昨年同様、阪神は変則2週目。先行、内が有利。
- 土曜は3勝クラスの1400mで1:20.0と高速馬場。
- パンサラッサが逃げて先行好位勢も多く、1000m通過58秒台ハイペースで、キレ味不要の消耗戦見込み。
- エフフォーリアが実力を出し切れば断然も、そういう気配ではない。
展 開
ディープボンドは、他馬を圧倒した昨年の阪神大賞典以降、国内では連対を外さない安定した走りを見せています。
前走の天皇賞(春)では2着とは言え大きく負けましたが、度外視していいでしょう。
落馬したカラ馬が、逃げたタイトルホルダーの内ポケット絶好位に入ってしまったため、他馬は仕掛けようがなく、タイトルホルダーにとって楽な展開に。これでは勝負になりません。
振り返って、ディープボンドが好走してきた舞台は阪神と中山。
前走以外は、急激なラップ偏差のないロングスパートでのものです。
そして気になる展開は、強力な逃げ馬パンサラッサが作り出す「前傾ラップ」と、前が有利と考える「騎手心理」から、仕掛けが早くなることが見えています。
高速馬場とは言え、1ハロン11秒前半のキレる脚を求められるラップにはならないはずです。
まさに今回の阪神2200mという舞台は、キレ味勝負では分が悪いディープボンドにとってベストと言えます。
ちなみに宝塚記念は歴史的にも、悲願のG1制覇になることが多く、これもディープボンドを後押し。
前半は中団で流れに乗り、後半でロングスパートを仕掛ければ、ディープボンドが全馬をねじ伏せるはず。
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