いよいよクラシック開幕戦の桜花賞。阪神JFの2着馬が除外の可能性がありましたが、出られるようになり良かったです。
人気馬が内枠に固まり、枠の並びからも好位の内々は渋滞しそう。
ドゥーラを買います。
レースの大局観
予想のポイント
まずは前提条件を確認します。
- 馬場状態：阪神は使われ続けて9週目でBコース替わり。内・前目が有利で、時計もそれなりに出るはず
- 天気：晴れ予報で良馬場まで回復する想定。
- 斤量：定量戦。昨年と変わらず55キロ
- 枠順：リバティアイランドは2枠3番の絶好枠。ライトクオンタムは1枠2番とこれも好枠。ハーパーも好枠の3枠5番で、ドゥアイズが2枠4番。人気どころがこれだけ近くで好位を狙い、その外6番の逃げ候補モズメイメイが内に切れ込む。ペリファーニアは外枠14番でも好位に付けたい。大外18番トーセンローリエも前に行き、横山兄弟が外から好位を目指すとなれば好位勢が渋滞するのは目に見えている。
- 展開：モズメイメイがハナ。ライトクオンタムが番手内々。包まれたくない川田リバティアイランドとその外の隼人ドゥアイズがポジションを主張し合う。ハーパーのルメールはこの2頭をマーク。エミューが続き、外からトーセンローリエ、ペリファーニア、ムーンプローブが好位外目。中団にシングザットソング、コナコースト、エミュー、シンリョクカで、その後にドゥーラとラヴェルが追走。後方に内からキタウイング、ブトンドール、コンクシェル、ジューンオレンジ。前半4Fが47秒台の平均ペース。3コーナーからペースが緩んで中団以降が外から押し上げ開始。渋滞を捌き切れば内の好位勢だが、スムーズに外に出せる中団差し馬も浮上可能
有力馬チェック
人気・実績上位を確認します。
- リバティアイランド：阪神ジュベナイルフィリーズを完勝。中内田厩舎ならば、ぶっつけローテが良さそう。スムーズに運べば敵はいないが、この枠はむしろ悩みどころだと思う
- ライトクオンタム：牡馬相手のシンザン記念に勝利も、当時の相手関係が微妙。2戦のキャリアなので未知数としか言いようがなく、初めての多頭数で内枠ならば、嫌ってみたい
- ハーパー：クイーンカップの勝利は馬群の中からの抜け出しで価値は高いが、良馬場の時計勝負というタイプではないと見る。鞍上が脅威だがオークス向きと考えて、ここはスルー
- コナコースト：チューリップ賞の2着が評価されたようだが、決め手勝負で勝ち切るイメージが全くしない
- ペリファーニア：チューリップ賞3着。血統的な魅力は高いが、外枠から好位を目指すのに脚を使わざるを得ないのは痛い
- ドゥアイズ：堅実に走るタイプだが、今回は隣の川田リバティアイランドとバチバチやらざるを得ず。オークスでソダシが川田に意味なくやられたように、今度は隼人が川田を邪魔するかも。掲示板までと見る
- モズメイメイ：チューリップ賞はスローで上手くいったが、今回は全く質の違うレースになる。しかも乗り替わりで、手が出ない
この馬で勝負したい理由
10回レースしたとして、8回はリバティアイランドが勝つでしょう。
土曜夜の段階でリバティアイランドの単勝が1.8倍程度。1.2～1.3倍くらいになるものと思ってましたので、単勝でも良い気がします。
リバティアイランドの単勝を買うか、他の馬の複勝を狙うか、という2択ですが、今回は実力があるにもかかわらず人気を落としている馬の複勝を狙うことにします。
ドゥーラの前走のチューリップ賞は、仕上がっていたのかという疑問もありますが、酷い競馬でした。
戸崎のダメ騎乗で全く競馬になりませんでしたが、それ故レースの疲労は少ないはず。
そして今回、これだけ人気を落として、仕上がりが前走以上と考えれば、狙う価値は十分にありです。
ドゥーラの戦績を振り返れば、負けてしまった新馬戦は後方から脚を使って上り最速の4着。折り返しの未勝利戦はドゥラエレーデを相手に完勝。3戦目の札幌2歳ステークスはドゥアイズを問題なく差し切って重賞制覇。4戦目はG1阪神ジュベナイルフィリーズで、外枠から出遅れてレースの流れに乗れず6着でした。
この4戦はすべて上り最速。そしてチューリップ賞は全くレースになっていない。これらの事実だけで、ドゥーラを狙ってみる価値は十分にあるでしょう。
持っている末脚を引き出すためには外へのスムーズな進路取りが必要ですが、7枠13番ならばそれが可能。
馬場の内を狙う好位勢が渋滞する可能性が高いこともあります。外からスムーズに脚を使えば、いくら内が有利な馬場状態とは言え、ドゥーラの馬券圏内は十分に可能と見ます。
とは言え、リバティアイランドは強敵なので頭までは難しいと考え、馬券は複勝にします。
結 論
ドゥーラが直線で外から伸びてくると予想。複勝で勝負します。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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