私のキャロットクラブ出資馬レイジングウェイブさんは、昨年9月の新馬戦で骨折。骨片の除去手術を行いました。
ようやく骨折明け8か月ぶりの出走準備が整いましたので、骨折の経緯や中間の状況、追い切りや牧田師のコメントなどを纏めました。
奇しくもこのタイミングでFusaichi Pegasusの訃報が届いたのは、何かの因縁かもしれません。
※ 本ブログに掲載した写真や文章引用等に関しては、キャロットクラブより許可を得ています。
レイジングウェイブの2戦目出走について
出走レース
レイジングウェイブさんは父ハーツクライ、母父Fusaichi Pegasusという血統。前走はダート1800mでしたが、今回は芝2000mでの出走です。鞍上は乗り替わりで鮫カツとのこと。
復帰戦がダートではなく芝2000mというのは、何だか嬉しいです。
前走~中間の状況
前走は昨年9月19日の新馬戦を9番人気で出走して10着。右トウ骨遠位端骨折がレース中の故障と認められ、見舞金6か月の診断が下りています。その時の状況は以下の通りです。
レース中に右トウ骨遠位端部に骨折を負ってしまい、診断を確定した後にこちらへ移動してきています。到着後の状態を改めて確認しつつ獣医師間で相談を行った結果、患部を奇麗に整えておいた方が先々の不安を少なくできるとのことで、本日骨片除去を行い無事に終了しています。今後は術後の体調の変化を確認しつつ、運動再開に備えていきます
10月6日 NF早来担当者
その後、時間をかけて無事に回復。ただ、帰厩のため北海道から本州への移動中に体温の上昇が認められ、NF天栄で一旦様子見となりました。
帰厩後の調教は順調です。
牧田師のコメント
帰厩後のコメントは以下の通りです。
NF天栄で熱発したと聞いた時はヒヤリとしましたが、先週帰厩後は体調は問題なく順調に乗り出しています。今朝はCWコースで併せて追い切りました。ほぼ馬なりで終いだけジワッと脚を伸ばす感じでしたが、6ハロン84秒0、ラスト1ハロン12秒0とラストはしっかりいい反応を見せてくれました。故障した右前の状態も特に気になりませんし、あと2本ぐらいやっていけばメドは立ちそうですね
5月10日 牧田先生より
今朝は鮫島駿騎手に乗ってもらってCWコースで併せて追い切りました。相手を追走する形から直線並んで同入という内容で、6ハロン81秒7、ラスト1ハロン11秒3とタイム的にも上々でした。ジョッキーは“骨折休養明けでこれが2戦目ということでしたし、今日は実戦というぐらいの気持ちでビシッと追い切りました。いい併せ馬ができたと思います”と話していました。これでまた変わってくると思いますし、来週の競馬を目指していこうと思います。馬もだいぶしっかりしてきているので、今回は芝の2000mを使うつもりです。鞍上は鮫島駿騎手で調整中です
5月18日 牧田先生より
今朝は坂路で追い切りました。先週コースで長めから追って速い時計を出していますから、今週はサラッと調整程度の内容です。終いまで楽な感じで動けていましたし、状態も上がってきている印象なので、予定どおり京都の芝2000m戦に向かいます。前走から間隔は空いていますが、体つきにはそこまで太目感もありませんし、いい競馬を見せてほしいと思います
5月24日 牧田先生より
まとめ
調教の時計や本数、先生のコメントから、8か月ぶりですが状態は良さそうです。
骨折明けでもありますので、まずは無事にゴールできれば良いかなと思う反面、2歳時からの変わり身を見せてくれるかもと、淡い期待をしてしまいます。
そうでなくても、未勝利戦の終了まで4か月弱となっているので、ここで良いところを見せておきたい。
同日、レイジングウェイブさんの同期のエリートたちは、日本ダービーへ出走。皮肉なものですが、これも現実と受け止め、一口馬主ライフを楽しみたいです。
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