今年のマイルチャンピオンシップは、ソングライン不在でも好メンバーが揃ったと言えるでしょう。
ソウルラッシュにとって、ここは絶好のチャンスです。
レースの大局観
予想のポイント
まずは前提条件を確認します。
- 馬場状態：京都は今週からCコース。土曜は稍重スタートも回復間違いなしだが、高速馬場にはならない。イン有利が定石
- 天気：日曜は晴れ予報で良馬場を想定
- 斤量：定量戦で牡馬58キロ、牝馬は2キロ減。3歳馬は1キロ減
- 枠順：16頭立て。人気の2頭は中枠でまずまず。ナミュールは大外で痛恨。逆にソウルラッシュは最内で色気が出てきた。逃げ候補セルバーグとバスラットレオンが外枠に並んだ
- 展開：セルバーグとバスラットレオンがハナ争いでテンは少し速くなりそう。内から好位狙いのエエヤンとエルトンバローズが続いて、入りはやや縦長になりそう。中盤で緩んで馬群が固まり、セリフォスとシュネルマイスターは中団から外を回す競馬。こうなるとインで脚を溜めて捌ける馬が有利になる
有力馬チェック
人気・実績上位を確認します。
- シュネルマイスター：惜敗続きも末脚が物凄いから人気になるが、毎度のことなので今回も届かず3着とかが想像しやすい。府中向き高速馬場巧者は明らかで、今回コース替わりと1800ｍからマイルへの距離短縮はマイナスでしかない
- セリフォス：鞍上レーンの手腕で昨年のマイルCSを勝利し今年の安田記念を2着したが、川田に乗り替わりはマイナス。間に合ったという陣営のニュアンスからも信頼はおけない。2歳から活躍したダイワメジャー産駒なので、そろそろ走らなくなっても不思議でない
- エルトンバローズ：前走、前々走と強敵をなぎ倒してきたが、展開に恵まれた感がある。ただ今回も展開に恵まれる可能性はとても高い。西村がどこまで冷静に乗れるかに尽きる
- ソウルラッシュ：G1では足りない馬のレッテルが貼られているが、昨年のマイルCSや今年のマイラーズCから、実はシュネルマイスターと差がないことは分かっている。時計の掛かる馬場に強い
- ナミュール：とにかく大外枠が痛恨過ぎる。相当な工夫がないと馬券内は難しいと見る
この馬で勝負したい理由
ソウルラッシュがG1を獲るならばここしかない。とにかく条件が揃いました。
まず相手関係から。まずシュネルマイスターとは、一緒に走った右回りのマイル戦での成績がほぼ同等。今回はシュネルマイスターが得意な高速馬場ではないので、ソウルラッシュがシュネルマイスターより先着することは、ほぼ間違いないでしょう。
次にセリフォスとは、昨年の富士Sで対戦するもピッタリマークにあってゴール前で差し切られました。当時の斤量差が3キロで今回は同斤量。また昨年のマイルCSは終始大外を回ってしまい、あれではセリフォスに完敗でも仕方がないでしょう。右回りのマイルならばセリフォスとも差がないと思うし、今回に限っては状態面でソウルラッシュの方が上でしょう。
揃った条件としては、鞍上モレイラで内枠というのもデカい。前述した昨年のマイルCSで終始大外を回して4着でしたが、今回はそんな競馬になろうはずがない。ましてやモレイラが乗るとなれば、下手なことはしないでしょう。
単勝：複勝＝1000円：2000円で行きます。
結 論
ソウルラッシュが直線抜け出すと予想。単複で勝負します。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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