私にとってのキャロットクラブ2世代目、パステルツェさんがいよいよデビュー戦を迎えます。
ここでは清水久嗣厩舎へ入厩してからの状況を纏めてみました。
遅生まれと奥手の血統背景に加えて一頓挫もありましたので、初戦は過度に期待をせずに、まずは無事に終えてくれればなと思っています。
※ 本ブログに掲載した写真や文章引用等に関しては、キャロットクラブより許可を得ています。
パステルツェの未勝利戦出走について
出走レース
パステルツェさんは父ルーラーシップ、母父サンデーサイレンスという血統。全兄にメールドグラースがいる良血馬で、おそらく芝向きの中距離タイプでしょう。
初戦のレース選択としては、ほぼ新馬戦がない状況下ですので、裏開催の小倉で芝2000m牝馬限定戦はこれ以上ないでしょう。でも未勝利戦ですから他馬にはレース経験がありますので、パステルツェさんにとっては難しい戦いとなるでしょう。
初入厩~中間の状況
パステルツェさんは1月4日にNFしがらきでの調整を終えて清水久嗣厩舎へ入厩。入厩後はゲート試験の合格後、時計になった追い切りを8本消化。CWでも3本時計を出して、まずまず順調と言えるでしょう。
山田助手のコメント
厩舎側のコメントは清水先生ではなく、一貫して山田助手が対応されています。
入厩当初に「特に手のかからない可愛い女の子ですよ」と走ること以外のコメントをいただき、嬉しいやら悲しいやら微妙な感じです。
先週入厩しており、すでにゲート練習を開始しています。入厩当初はカイバ食いが良くなく、テンションも高めでしたが、環境に慣れることでだいぶ落ち着いてきました。ゲートに関しては前扉が閉じているとなかなか入ろうとしないなど我の強いところがあるのですが、駐立は大人しくしてくれていますから、この後も追い込みすぎないよう気をつけながら少しずつ進めていきます。それ以外では特に手のかからない可愛い女の子ですよ
1月11日 山田助手より
ここまで14-14程度をところを乗りながら反動もなかったので、今朝坂路で追い切りを行ってみることにしました。前の馬を見るような感じで、少し促していくくらいの負荷でしたが、これが実質1本目ということもあってか、息の入りはまだ良化の余地がありそうです。今後の具体的な話は特に聞いていませんが、調教後も馬房でずっと前掻きをしてカイバを催促するくらいで、体調自体はここまで特に問題ありません
1月24日 山田助手より
今朝は坂路で追い切りました。そろそろコース追いを取り入れる予定なので、そこに向けて今日は終いは軽くステッキを入れて、少し負荷を上げてみることにしました。まだ走り切れていない感じはするものの、それでも手応えが一杯というわけではありませんし、ここからまた良くなってきてくれそうですね。負荷をかけたことでテンションが上がる可能性もあるので、そのあたりにも気を配りながら調整を進めていきます。おそらくデビューに向けてこのまま調整を続けていくことになりそうです
1月31日 山田助手より
先週末にコースで楽に動けていてそのままダメージもなかったので、水曜日に少し強めの追い切りを行っています。全体が81秒3、ラスト1ハロン12秒3という計測で、最後まで止まってはいないものの、併走相手の方が手応えは良く、まだ切れるというような感じではありませんでした。ただ、後半で馬場の荒れた時間帯だったこともありますし、やればもっと時計は詰まりそうな印象を受けました。トモをしっかり使えてフォームも安定しており、そろそろメドを立てられそうです
2月8日 山田助手より
今週の小倉に芝中距離戦がいくつかあるので、そのいずれかへ向かうつもりで今朝坂路で追い切りました。併せ馬で後ろの馬が来たらしっかり反応していましたし、余裕ある手応えで動くことができていましたね。テンションもこちらが思っていたより上がらず、中間のゲート確認でも寄り、駐立ともに問題ありません。この感じなら輸送もこなしてくれそうですから、初戦でどんな走りを見せてくれるか楽しみにしたいです。どの番組にするかは想定などを見て最終的に判断することになると思いますが、土曜日なら北村友騎手、日曜日なら幸騎手で調整していると聞いています
2月14日 山田助手より
正直に言えば勝負気配は感じません。初戦はまずは出走させてみて、その後どうするかと言った感じでしょうか。
まとめ
私のキャロット第1世代は、入会チャレンジで選択した2頭だったため当然勝ち上がれずでしたが、パステルツェさんは自由に選べた第2世代なので、私自身の選択の真価が問われることになります。
とはいえ、一口馬主ライフを楽しませてくれればそれでよしとも思っていますので、今日はのんびり気楽に自宅でテレビ観戦したいと思います。
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