府中に開催が移って2週目。重賞は東京新聞杯が行われます。
マイルチャンピオンシップでは直線でスムーズに捌けなかったジャスティンカフェを狙います。
毎日王冠で2着できる馬が、別定57キロは有利。陣営もキッチリと賞金を積みたいはずです。
レースの大局観
予想のポイント
まずは前提条件を確認します。
- 府中はDコースの2週目。土曜を見る限りは内側・前目が有利
- 天気は晴れ予報で引き続き良馬場。土曜の1勝クラス1600mで1:33.4と高速馬場
- 賞金別定戦。1キロ余計に背負うのはウインカーネリアン、タイムトゥヘヴン、ファルコニア、ナミュールの4頭
- 逃げ馬不在でショナンマグマがハナ候補。ミルコなのでスローに落とす。各馬余裕を持って直線を迎え、上り瞬発力勝負を想定
- 福永の重賞1番人気で忖度あるか?
有力馬チェック
人気・実績上位を確認します。
- ジャスティンカフェ:舞台はベストで時計勝負も望むところ。前走は直線捌けず。実力最上位で今回も捌けるかどうかだけ
- ナミュール:昨年の牝馬3冠レース準主役だが、マイラーかと問われるとそうではない気がする。外枠からまとめて差し切るほどの脚はなく、時計が速くなると意外な凡走があるかもしれない
- ピンハイ:これが3番人気というのがそもそも疑問だが、好枠を生かしてどこまで出来るか
- インダストリア:常に人気先行型の馬。テンに遅いので、内枠が仇で後方になってしまうリスクが高い
- ウインカーネリアン:好枠からポジションを取れそう。斤量が重いし、単純にここで通用するかどうか
- プレサージュリフト:前走はスタートで後手も内枠で上手く立ち回れたが、今回大外で割引。この相手に末脚勝負では辛い
この馬で勝負したい理由
今年の東京新聞杯は、2023年マイル戦線に向けての勢力図が分かる戦いになりそう。
正直ナミュールのマイル適性には疑問があります。阪神JFや桜花賞が大外枠だったとはいえ、ナミュールがマイラーならばもっとやれたはず。来られたら諦めますが、ここはバッサリと切ります。
マイルという舞台に最も適性が高いのはジャスティンカフェです。
湘南Sなどの強烈な決め手はマイラー特有のもので、1800mの毎日王冠やエプソムカップよりも1600mの方が、その切れ味を存分に発揮できるでしょう。
ジャスティンカフェは、これまで12戦で馬券外となったのは3回。そのうち2回は稍重や重馬場で、この馬の切れ味が削がれた形。今回は良馬場で決め手勝負が濃厚なので、やはり能力を発揮しやすい設定が整ってます。
またジャスティンカフェは鞍上を選ぶタイプで、とにかく何でも好位を目指す川田みたいな乗り方は合わず、ノリさんや福永のような溜めるだけ溜める騎手が合うことは間違いないです。
その福永は、府中の重賞でチャンスと言えそうなのは、おそらくこれが最後でしょう。他の騎手もそんなことは分かっているので、道中不利を受けるような厳しいチェックは、今回ないと見ます。
意外と賞金を持ってないので、ここを取りこぼすようだと安田記念への出走がひょっとしたら叶わず、最悪除外なんて可能性もありそうです。
そうならないためにも、陣営はここを勝ちに来ているはずで、福永の引退へのはなむけということからも、ジャスティンカフェが凡走するというイメージを描き辛い。
単複を買っておけば、まず外れはないかと。
もし福永が直線で捌けずに4着とかならば、彼をデビュー時から見てきた競馬ファンとして、笑ってやろうと思います。
結 論
ジャスティンカフェがゴール前で差し切ると予想。単複で勝負します。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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