ダービー後の目黒記念は、ムキになって散財するお決まりパターンでしょうか。
いや、ディアスティマの前残りはむしろ、ダービーよりも力が入ります。
レースの大局観
予想のポイント
まずは前提条件を確認します。
- 馬場状態:府中は開幕7週目でCコース替わり。毎年そうだが、ダービーウィークは内が絶対に有利
- 天気:水曜日から降雨なし。日曜も晴れ予報で、良の高速馬場を想定
- 斤量:ハンデ戦。トップハンデ58キロが4頭、最軽量は51キロ。
- 枠順:サリエラは8枠16番で出して行かざるを得ない最悪な枠。プラダリアは3枠6番で好位インを狙える絶好枠。ゼッフィーロは1枠1番枠で川田ならば前目を取りに行ける。ライラックは2枠4番でミルコお決まりの出負けから後方からが見える。ヒートオンビートは5枠10番でレーンが周りを見なながら好位につけられる。ディアスティマは4枠7番で楽に先行できる好枠
- 展開:ディアスティマが単騎の逃げ。北村友一の逃げは馬任せだが、アーティットやセファーラジエルが競ってくるはずもなくスローの流れで1000m通過61秒程度。勝負所でサリエラやプラダリアは自分から動かざるを得ず、ライラックも捲り気味に外から進出。先行勢に有利な流れを想定
有力馬チェック
人気・実績上位を確認します。
- サリエラ:で前々走ローズステークス2着で前走リステッド勝ち。ハンデは少々背負わされた感あり。距離延長、外枠と、不安材料の方が多い
- プラダリア:昨年の青葉賞の勝馬。ハンデ57キロは恵まれた。堅実さが売りで枠も良いので好走必至も、やっぱり勝てず3着とかが関の山
- ゼッフィーロ:9戦して3着を外したことがない素質馬。一気の相手強化とハンデ56キロで、ここで通用したら未来は明るいが、さすがにそう簡単に行くとは思えない
- ライラック:エリザベス女王杯2着があり実績は最上位。ハンデ56キロは牝馬なので実質トップハンデも納得。コーナーで進出したい捲りタイプの脚質で、府中向きではない
- ヒートオンビート:堅実に走るも重賞を勝てずに6歳まで来てしまった。ハンデ58キロはまあ仕方ない。レーンで新味を発揮してくれば怖い
- ディアスティマ:長距離である程度のペースで行く逃げ馬。故障がちで6歳を迎えて全盛期の力が残っているか疑問も、今回は展開を考えれば絶対的に有利
この馬で勝負したい理由
ディアスティマが自らある程度のペースで逃げれば、Cコース替わりのこの舞台を味方に、重賞制覇の大チャンスだと思います。
なぜなら、番手以降の先行勢が脆弱なメンバー構成のため、ハナに行けばかなり楽な展開が見込まれるからです。
ある程度のペースを刻めば、スタミナは無尽蔵。ダメなのはステイヤーズステークスのように超スローに落としてしまうことですが、これは北村友一次第なので、運を天に任せます。
馬券は単複で。
結 論
ディアスティマが逃げ切ると予想。単複で勝負します。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
コメント