今年の京都記念はG1馬が不在で、メンバーレベルはそれほど高くないと言えそうです。
それならば確実に末脚を繰り出すルージュエヴァイユで行けそうです。
レースの大局観
予想のポイント
まずは前提条件を確認します。
- 馬場状態:京都Cコースは「向正面から内外回り3コーナー、4コーナーの内側および正面直線に傷みがあります」と公式発表のとおり各ジョッキーが内を避ける外伸び馬場
- 天気:曇り予報で良馬場想定
- 斤量:別定戦。牡馬57キロ、牝馬55キロで、4歳馬は1キロ減。過去1年に重賞を勝っている馬は1キロ増
- 枠順:小頭数12頭立て。逃げたいアフリカンゴールドが大外枠でバビットが最内。頭数が少なく馬場状態を考えると外枠の方が良いと言える
- 展開:最内バビットがハナでアフリカンゴールドが続き、番手内々にプラダリア。平均ペースから直線では外を回すため、決め手というよりも末脚の持続力が必要
有力馬チェック
人気・実績上位を確認します。
- べラジオオペラ:ダービー4着で重賞2勝の明け4歳牡馬。G1以外は負けておらずここも好位勝負必至だが、斤量は1キロ背負わされる
- ルージュエヴァイユ:重賞で3戦連続2着。前走G1エリザベス女王杯2着は今回と同舞台。斤量面では有利。陣営もここはぜひ勝ちたいはず
- プラダリア:これまでにG2を2勝。道中で番手内々に収まることは確実なので、今回も展開面では非常に有利。ただし何かに差されるだろう
- マテンロウレオ:これまでG3を1勝で重賞の常連だが、G2は敷居が高い。勝ち負けに拘らず掲示板で御の字と言った乗り方が想定される
- ブレイヴロッカー:連勝中で3勝クラスを勝ちあがったばかりでG2へ参戦。これが5番人気なのは、今年の京都記念が低調であることの現れ
この馬で勝負したい理由
上位人気3頭とそれ以外の馬に、実力差が相当あると言えます。
このメンバー構成ならばルージュエヴァイユが馬券外に飛ぶことはさすがに考え辛く、ここで重賞初制覇というシナリオが想像しやすいです。
ルージュエヴァイユは内枠でも外枠でも、先行しても差しに回っても、どんな騎手が乗っても、とにかく末脚を確実の伸ばしてきます。
今の京都は完全に外差し馬場に変わってきています。今回ルージュエヴァイユは小頭数の9番枠なので競馬がしやすく、出たなりのポジションから直線でスムーズに外へ出すことになるでしょう。
斤量面でも有利だし、さすがにここは負けられないです。
馬券は単勝:複勝=1,000円:4,000円で行きます。
結 論
ルージュエヴァイユが直線外から差し切ると予想。単複で勝負します。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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