春天の前にひと稼ぎしておきたい土曜重賞の青葉賞。
初戦を好メンバー相手に完勝も、その後6か月の休み明けで人気しちゃってるのに喰いつく。冷静に考えてそれでいいのか?
それでもヒシタイカンを買います。
レースの大局観
予想のポイント
まずは前提条件を確認します。
- 馬場状態:府中は開幕2週目でAコース。開幕週は意外と外差しが決まっていて、必ずしも前が有利ではない
- 天気:週中は水曜にしっかり雨が降ったが、金曜に散水しているくらいだし、予報からも高速の良馬場を想定
- 斤量:馬齢戦で全馬56キロ
- 枠順:スキルヴィングは6枠11番でルメールなので無難な良い枠。ヒシタイカンは5枠8番とこれも好枠。ミルコが出負けしても対応できそう。ハーツコンチェルトは3枠4番だが、この馬にとって内枠は良いと思えない。グランヴィノスは4枠6番でレーンが好位を狙える好枠
- 展開:前走を逃げて勝っているアサカラキングの逃げ。淡々と刻もうとしても結局はスローになるはず。ほとんどの馬が距離延長なので早仕掛けは避けたいはずで、直線まで待っての瞬発力勝負が濃厚
有力馬チェック
人気・実績上位を確認します。
- スキルヴィング:府中2400mで勝鞍があって、鞍上ルメールでキム哲厩舎。嫌でも人気する。最低でもダービーの権利を取るレースをするだろうが、ルメール本番はこの馬に乗らないだろう
- ヒシタイカン:まだ1戦の経験のみだが、その新馬戦でスキルヴィングを退けた。そのレース内容は濃いし、キャリアが浅くても人気するのは当然。馬体がどこまで成長しているか
- ハーツコンチェルト:新馬戦は圧巻だったが、その後もどかしいレースを続けている。厩舎力が出てしまっている感じで、これは買ってはダメなやつ
- グランヴィノス:佐々木オーナー縁の血統に友道厩舎。綾のあった前走だが不利を受けて負けたわけではない。鞍上にレーンを確保して必勝態勢だが、現状では足りないと思う
- アームブランシュ:キャリア豊富で弥生賞4着もあるが、ここではキレ負けする

この馬で勝負したい理由
ヒシタイカンは新馬勝ちのみ1戦1勝ですが、その新馬戦を好評価せざるを得ません。
新馬戦のメンバーは、2着がスキルヴィング。3着はニュージーランドTで重賞制覇のエエヤン。4着と5着も未勝利戦を勝ち上がっています。
内容も素晴らしく、スタートして暴れながらもしっかり好位につけて馬群で折り合い、直線で前が詰まりかけるも、外に出して追われたら再加速。スキルヴィングとの着差はクビでも、余裕を持ってのゴールでした。
そんなヒシタイカンが6か月休みを取りました。2歳から3歳の寒い時期にレースに使えばおそらく勝てたでしょうけれど、それを敢えてしなかったのは馬体の成長を促すため。堀厩舎ですからね、無駄に時を過ごしたとは思えません。
レースの流れはスローで、直線の瞬発力勝負でしょう。前走のように馬群で折り合って進めば、直線で使える脚はこのメンバーでは抜けています。
馬券は単複にします。
結 論
ヒシタイカンが直線で外から差し切ると予想。単複で勝負します。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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